
1. エミュレータとユーザシステムとの接続について
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1.2 E10A-USB
エミュレータとユーザシステムの接続
E10A-USB エミュレータを接続するためには、ユーザシステム上に、ユーザ I/F ケーブルを接続す
るための H-UDI ポートコネクタを実装する必要があります。ユーザシステム設計の際、下記に示す
H-UDI ポートコネクタとチップ間の推奨接続例を参考にしてください。
また、ユーザシステム設計の際には、E10A-USB ユーザーズマニュアルおよび関連するデバイスの
ハードウェアマニュアルを必ずよくお読みになってください。
E10A-USB エミュレータ製品型名とそれに対応するコネクタタイプおよび AUD 機能の使用、非使
用の関係を表 1.2 に示します。
表 1.2 製品型名と AUD 機能、コネクタタイプ対応表
製品型名 コネクタタイプ
AUD
機能
HS0005KCU01H, HS0005KCU02H 14
ピンタイプ 使用できません。
HS0005KCU02H 36
ピンタイプ 使用できます。
H-UDI ポートコネクタには、以下に示すように 36 ピンタイプと 14 ピンタイプがありますので、使
用目的に合わせてご使用ください。
(1)36 ピンタイプ(AUD 機能有り)
AUD トレース機能に対応した36 ピンコネクタで、大容量のリアルタイムトレースが可能で
す。また、指定した範囲内のメモリアクセス(メモリアクセスアドレスやメモリアクセスデ
ータ)をトレース取得するウィンドウトレース機能もサポートします。
(2)14 ピンタイプ(AUD 機能無し)
H-UDI 機能のみをサポートしており、AUD トレース機能を使用することはできません。ト
レース機能としては、内蔵トレース機能のみをサポートします。36 ピンタイプのコネクタ
より小さい(1/2.5)ため、ユーザシステム上のコネクタ実装面積が少なくてすみます。
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